道後温泉本館は、日本最古といわれる道後温泉のシンボル的存在となっている温泉施設です。こちらは日本の公衆浴場としてははじめて1994年に国の重要文化財に指定されながらも、公衆浴場としての営業を続けている珍しい施設でもあります。2009年にはミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで最高位の三つ星を獲得しております。
現在の本館は、道後湯之町初代町長・伊佐庭如矢(いさにわ・ゆきや)が一部町民の反対を押し切り、「100年後の道後繁栄」を見据えて1894年(明治27年)に木造3階建てに改築しました。1899年(明治32年)には皇室専用浴室「又新殿(ゆうしんでん)」の建築、1924年(大正13年)に養生湯の改築、1935年(昭和10年)の改造と、幾たびかの改修・改造が行われて現在に至っております。なお現在(2022年現在)は本館保存修理工事中で、休憩室がある2階以上は休館していますが、1階「霊の湯(たまのゆ)」の入浴は可能です(人数制限あり)。
施設の内容
道後温泉本館には「霊の湯」と「神の湯」、それぞれの休憩室である2階席および「霊の湯」個室「坊ちゃんの間」「神の湯階下」「又新殿」があります。※現在は「霊の湯」のみ営業。
利用料金
霊の湯 大人(12歳以上) 420円
小人(2~11歳) 160円
営業時間 6:00~23:00(札止 22:30)
利用時間 1時間以内
なお、支払いは現金の他、クレジットカード、デビットカード、電子マネー、QRコード決済(一部のみ)等が利用可能です。
貸タオル 50円
貸バスタオル 200円
浴衣(S・M・L) 4000円
浴衣(LW・3L) 5000円
ヘアブラシ 60円
みかん石けん(小) 50円
シャンプー・コンディショナー 各50円
POMジュース 150円
ポカリスエット 130円
ミネラルウォーター 120円
公式HP